辞書について
先日、古本屋に行ったところ、岩波の小型国語辞書がなんと900円で売っていた。これは買いや! と思い、意気揚々と購入。どっかの学校の卒業記念の文字が印刷されていたので、おそらくそれで安くなっていたと思われる。そこを除けば新品同然で、よい買い物をした。
原稿を書いているとき、「搔き抱く」と書こうとして、あれっこの字で合ってたっけ、そもそも使い方合ってるのかと思い、「掻き」を辞書で引いた。Hからおさがりで貰った新明解には「手を使って何かをすること、ずっと何かをすること」と書いてあってピンとこなかった。そして新しく買った岩波を引くと「(動詞の上に)語勢を強める」と書いてあって、これだ! となった。
それから、漢字源第六版がなんと242円だった。なぜこんなに安かったのか全くわからない。しかし買い手としてはラッキー! 「あてる」の漢字の使い分けが分からなくなった時に早速活躍した。
あとは類語辞典も欲しいところだが、しかし連想類語辞典が優秀すぎて、いまいちピンとくるものが無い。
紙の本や辞書の何が嬉しいって、使えば使うほど、この辺にあったはず、これを調べればよいだろう、という直感が強まっていくことで、それはつまり自分の手足のように使えるということだ。かゆいところをすぐに掻ける喜びは何にも代えがたい。
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