「いじめ」の当事者

 今日は全然眠れなかった。寝たと言えば寝たのだが、中途覚醒がひどく、おかげで昼以降は失神するように意識が落ちまくった。
 朝は雪かきをした。そこまで積もってなかったので軽かったが、雪捨て場の坂道を登るのがきつくて、結局は疲れた。

 深夜に書いたものを読み直す。
 きっと私のこのつらさはあまり理解されないだろう。直接の加害者でも被害者ではないから。しかし、加害行為の周囲に居る者もまた当事者であり、加害者にも被害者にもなり得る。それがすっぽり見落とされていると感じる。ケアの対象になっていない。
 未だに、学校内での加害行為は「いじめ」というカテゴリーに貶められ、軽視されてしまう傾向にある。自殺者が大勢出ているというのに。自殺は社会による殺害である、と私は考える。
 それでも、認知件数が増えているだけマシとも言える。今まで透明にされてきた者たちが見えるようになってきた。
 あらゆる加害を許してはならない。
 しかし同時に、加害者の家庭に問題がある場合も少なくはない。加害者へのケアもまた必要だ。加害を許さないことと、加害者をケアすること。これは矛盾しない。