ただの強風日記
田んぼには当然遮るものがないので、ひとたび風が吹くと、とんでもない強風になる。今日も今日とて、強風を一身に受けながらチャリを漕いだ。
昼に蕎麦を食べるもいまいち満腹にはならず、近くの喫茶店にパフェがあるらしいとマップで知り、そこへ向かった。
真っ赤な外観が印象的なその喫茶店は、近所のマダム達の憩いの場となっていた。奥の座敷(なぜ喫茶店に座敷があるのか)に通され、初心の通りパフェを注文。
しばらくして現れたそれは、コメダばりの逆写真詐欺であった。とにかくでかい。無限にホイップが乗ってる。プリンもある。まさに甘味の宝石箱や。ちなみに母の頼んだ白玉パフェもでかかった。
二人して黙々と食し、今度こそ腹いっぱいの大満足と相成った。
買い物を済ませた帰り道、行きとは比べ物にならないくらいの強風が吹き荒れ、結果へとへとになって帰宅することに。まさに暴風のボディブロー。
道中、人の話し声が聞こえた気がして、こんな田舎に人とは珍しい、と思ったのだが、よく聞いてみるとそれはカエルの鳴き声であった。再び人の声のようなものが聞こえ、今度もカエルだろうと思ったら、畑仕事をしてる老人が流しているラジオの音声であった。難問すぎる。
トンビやらセミやらも鳴いており、自然に溢れまくる我が家の周辺。3年目は勘弁願いたいが、果たして転勤の辞令は出るだろうか。お楽しみに。