過去の亡霊

2025-03-12

図書館から帰る途中、中学生か高校生かという年頃の人間の集団とすれ違った。彼らの話し声を聞き、嫌な気分になった。とくに話題がひどかった訳ではない。なんてことのない会話だ。私にとって、中高生が群れて会話をしている、ただその一点が恐ろしい。

あの年頃の人間は、図体は大人とさして変わらないくせに、中途半端な知恵と、生煮えの倫理観しか持ち合わせていない。だから怖い。……などと言ってみたが、本当のところは、己の不愉快な記憶と感情が惹起されるのを厭うているだけなのかもしれない。

本は非効率的だ、という意見を読んだ。たしかに、無駄な重複や持って回った表現を削ぎ落とし、情報だけを整理して表示させ、それを読めば至ってシンプル、至って効率的だ。だが、それは本当に記憶に固着するだろうか。記憶力のよろしい人間なら、それでも十分に学習できるのかもしれない。だが私のような者には、無駄な部分こそが記憶のフックになって、結果的に覚えられているように思うのだ。

それに、本を読んでいる間は有益に時間を使っていると錯覚できるので、時間が売るほど余っている人間にとってこれほどありがたいものはない。安易に最低賃金に換金するよりは善い、気がする。

アルバイトは、働いても働いてもその作業が上達するだけであり、何か他の仕事に活かせるという感じがしない。全て具体であり抽象が少ない、というか、身体的なものの比率が大きいというか。まあ、私が好きなのは頭を使うことだ、ということだね。だからといって頭が良いかというと、それはどうだか微妙なところだが。

二次創作を漁っていると、文章よりも絵の方が圧倒的に反応が多いんだなあ、ということを再確認する。元ネタが小説だとその限りでもない気もするが。今書いている話を漫画化してみようかな、でも私ってブクマ伸びてもそれほど嬉しくならないタイプだしなあ、などと考える。私のことだから、もし漫画を描きたいと思っているのなら既に実行している筈だし、そうしないということはあまり漫画を描くことに興味がないんだろうな。

てか五億年くらい絵を描いていない。アイパヨが泣いているよ。

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