東京旅行
25日
良い天気だ。絶好の旅日和。鞄の中がさみしかったので、本を一冊だけ入れた。
昼、東京に着く。スーツケースをしまうためにロッカーを探し回ったが、結局空きは見つからず。駅と同じ区画のビルにあるお店でパンケーキを食べた。前日うちで食べた餅入りホットケーキのほうが良かったな、と思った。ジュースはおいしかったので、まあよしとする。
スーツケースをごろごろさせながら観光という気にもならず、ホテルへ。少し眠った。
夕飯はコンビニのカルボ。もう商業施設に入る気力がなかった。
26日
4時頃に覚醒。小さいパンをふたつ食べ、二度寝。目覚ましで一度起きるも再び意識を失い、出発10分前に目が覚めて慌てて支度をした。ビッグサイト徒歩圏内のホテルでよかった。

来たね、ついに……。

簡素! みんな値札をかわいい紙に書いており、しまったな〜と思うコピー用紙を切っただけの私だった。あとお品書きも完全に忘れてたし。
同ジャンルの人間が目の前に実在している感動よ。
空腹と疲労により早退。ホテルに帰ってから急に憂鬱感が顔を出してきたものだから、部屋を真っ暗にしてぼんやりした。
27日
八時頃に目覚めた。シャワーを浴びて、荷物をまとめ、チェックアウト。いざ、神保町へ!

乗り換え&ロッカー探しで東京駅に。実物だ!
名前だけ知っていたベローチェという店に入り、カフェラテとチョコワッフルを頂く。これで八百円はありがたい。
古本屋へ。全集やら〇〇史やら、和綴の本やら、京極堂っぽさを感じて最高。思想・哲学辺りの本をメインに、妖怪や民俗学系の本も少し買った。三時間と一万円ちょいが溶けたが、幸せである。むしろあの冊数でこの値段は安いんじゃないかしら。本を買うときだけ思考が資本主義の外に出ており、この紙切れを出すと本と交換してくれるらしい、みたいな気持ちでいる。
東京駅で迷子になった。分からなさすぎて二回もひとに訊いてしまった。
ミチミチの車両、私の嫌いな言葉です。
なんとか空港に到着。親のリクエスト通りに、ねんりん屋のバームクーヘンを購入。歩いたら体があつあつになってしまい、自販機のアイスを食べた。
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