友達がいない
今日は昨日の続き。今年は去年の続き。しれっと去年が終わり、しれっと今年が始まった。
今日は祖父母の家に、新年の挨拶をしに行った。とくに何をするでもなく、祖父の話にハァそうですか、と相槌を打つ一時間を過ごした。
話がお向かいの家のことになり、〇〇ちゃんと〇〇ちゃんは彼氏とどうのこうのと言われ、この手の話題が苦手な私は「そりゃよござんすね」とだけ返したところ、親Mにウケたので、Mがワロてくれたならいっか、という気持ちになった。Mの笑顔が見たくて日々ちょけてるところ、ある。
無駄な軋轢を生みたくないので言わないが、その手の話題が出るたびに「それって私にもパートナーを作れと言っているのか?」と言いたくなる。マァ単に幼少期に仲良くしてくれた者たちの近況を教えてくれているだけかもしれないのだが。
親がかつて所属していた大学のサークルのライングループに続々と新年の挨拶が届いている、という話を聞き、私には誰からもきていないし送ってもいないなあ、と思った。
ツイッタランドは、男と女の友情は成り立つのか、などという不毛な話題で盛り上がっている。ノンバイナリーのことなどまるで知らないし知る気もないのだろうな。Aroaceもパンセクも然り。
そもそも「友情」とは一体なんなのだろう。もし友人の定義を世間によって決められたら、私には友人がひとりも居ないことになりそうだな、という予感がある。
パートナーはおろか、友人ひとりすら作れないという私のこの在り方。社会的動物たる人間の中の出来損ない、という思いが頭の片隅にずっとある。
じゃあ友達作るべ、と思ってTinderなんかインストールしても、出てくるのはラーメンとK-POPと酒とタバコの愛好家ばかりで、どうにも話が合わなさそうである。じゃあオタクと仲良くなりたいかと言われると、それもなんかなあ、違うんだよ。萌え語りとか全然出来ないタイプだし。ガチャ自慢とか聞きたくないし。
私が友達としたい会話って、「あの小さい雲、仲間とはぐれたのかな」みたいな、そういうアレなんだよな。昔のツイッターじゃん。
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